タタリモッケは、『犬夜叉』に登場する妖怪の一種である。
戦国時代だけでなく現代にも生息する妖怪。黄色く丸い姿をしており、いつも魂鎮めの笛を吹いている。モチーフは東北地方の伝承である。
冥加いわく「幼子の魂から生じた妖怪」。幼くして命を落としてしまった子どもの霊が成仏するまでのあいだ、その霊の相手をしてくれる善良な妖怪である。だが、子どもの霊が成仏できずに悪霊化すると目を開き、地獄へ送る性質も持つ。
作中では、火事で死んだ現代の女児・真由を地獄へ連れて行こうとした。