巫女(みこ)は、『犬夜叉』および『半妖の夜叉姫』に登場する職能である。
概要[]
神社において神霊に仕える女性。作中の戦国時代では僧侶や妖怪退治屋と並び、妖怪退治に大きな役割を担う存在でもある。僧侶が仏教徒であるのに対し、巫女は神道の信仰者であり宗教が異なる。男性の場合は神官(しんかん)となるが、作中にはほとんど登場していない。
霊力を用いて妖怪や悪霊を滅することができ、犬夜叉いわく妖怪が相手なら一人で侍100人分に相当するほど強いとのことである。そのため、妖怪にとっては僧侶や妖怪退治屋以上に大きな脅威であり、桔梗やかごめのように特に強力な巫女に対しては奈落ですらも恐れを抱く。
各地を巡って傷病者に手当てを施す慈悲深い巫女もいる一方で、椿のように霊力を悪用して人を呪い殺す黒巫女(くろみこ)と呼ばれる邪悪な巫女も存在する。