概要[]
四魂の玉を手に入れようとして奈落と手を結び、式神を使ってかごめを呪殺しようとした黒巫女。妖怪に魂を売って永遠の若さを手にし、若い姿に化けているが、本来の姿である老女になることもある。体内に多数の妖怪を飼っており、眼球から妖怪を召喚して攻撃する。
生前から桔梗のライバル的存在だったようだが、アニメの無印第147話で共闘した際のコンビネーションは絶妙であった。また、原作では曖昧に描かれていた50年前からの桔梗との確執も深く掘り下げられている。
アニメ版では、かごめによって呪い返しを受けてからも犬夜叉一行にリベンジをするためかつて巫女としての修行をした場所を訪れ、まずは後輩にあたる紅葉と牡丹をけしかける。次に、そこの多宝塔に封印されていた巨大な鬼を吸収・変化して犬夜叉を取り込もうとしたが、爆流破によって鬼の体は崩壊する。
体内に飼っていたすべての妖怪を失い、四魂の玉を神楽に取り返された[3]ため本来の姿の老女になり、自分の人生をどこで間違えたのかを思い返したのちに消滅した[4]。
能力[]
装備[]
- 式神(しきがみ)
- 蛇の姿をした式神を操る。主に呪いをかける相手の血をかすめ取るのに使う。
- 鉾(ほこ)
- アニメ版で50年前に桔梗と共闘して妖怪退治をする際に武器として使用。
技[]
- 呪い(のろい)
- 相手に呪いをかけて操ったり、そのまま呪い殺したりする。黒巫女である椿はこの呪いを生業としている。
- 結界(けっかい)
- 強い霊力を持つ椿は強力な結界を張ることができる。ただし、さらに強い霊力を持つ巫女である桔梗やかごめには無効化されてしまう。
- 妖怪召喚(ようかいしょうかん)
- 自身の体内に飼っている多数の妖怪たちを眼球から体外へと召喚する。この妖怪たちの妖力は、椿が長い間若さを保った「秘訣」でもあった。
- 変化(へんげ)
- アニメ版で使用。強力な妖怪である多宝塔の鬼を取り込み、巨大な妖怪の姿へと変化する。