殺生丸の母(せっしょうまるのはは)は、『犬夜叉』および『半妖の夜叉姫』の登場人物である。
概要[]
殺生丸と同じく犬妖怪。名前は不明。普段は人型をしており、容姿は銀髪のツインテールで、息子と同様に額に三日月の印があるほか、両腕に毛皮を巻き付けている。
性格は高飛車でシニカル。厳格ではあるが、とても慈悲深い性格。一方、りんが死んでしまったことで息子が悲しんでいると聞き、りんを生き返らせるなど母親らしい一面も見せた。また、犬夜叉の母である十六夜とも面識があったようで、りんを彼女と重ねている節もあった。
邪見からは「御母堂さま(ごぼどうさま)」と呼ばれているが、自身は彼の名を覚える気がなかったようで、終始「小妖怪」と呼んでいた。
『半妖の夜叉姫』では[]
殺生丸の母で、とわとせつなの父方の祖母。夫である犬の大将や息子の殺生丸と同じ犬妖怪。麒麟丸の姉・是露とは同世代で恋敵でもあった。
とわたちの現状を把握している一方で、「(とわやせつなが)どうなろうと構わない」「半妖ならば生き残ってこその真価」と言って是露や殺生丸の行動を静観している。斬星剣については魄を奪われる呪いの存在を察知し、とわに捨てるように進言している。