犬夜叉ウィキ
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白童子(はくどうし)は、『犬夜叉』の登場人物である。

概要[]

奈落白霊山で生み出した分身の片割れ。心臓を持つ左の片割れが赤子の姿のままだったのに対し、右の片割れは10歳前後の子どもの姿へと急成長し、白童子となった。

片割れである赤子とともに「我々こそが本物の奈落」と称し、自身が事実上赤子の手駒であることにも一切の疑問を抱かない。煉獄鬼から奪った薙刀を武器とし、神泉和尚を殺したのちに従えた妖馬・炎蹄に乗る。奈落とは違い、自身の手を汚す行為も率先してする。赤子同様に奈落以上に冷酷な性格で、姉分にあたる神楽神無をも見下している。

魍魎丸を作り出して奈落を裏切り、取って代わろうとしたが、その計画は奈落に気づかれており、最猛勝の護衛と結界を解かれて最後は弥勒風穴に吸い込まれて消滅した。最期の瞬間まで自身は本物の奈落であると言ってはばからなかったが、魍魎丸を使った白童子と赤子の裏切りも奈落にとっては想定内であり、その赤子も魍魎丸も奈落に吸収され、白童子たちの計画は水泡に帰した。

能力[]

奈落同様、肉体を斬られてもすぐに再生できる。白童子の結界は奈落の結界とつながっており、双方のいる場所へと瞬間移動することが可能となっている。奈落はこの方法で犬夜叉の父の墓から脱出した。

装備・技[]

薙刀(なぎなた)
基本攻撃技。当初は白童子に狩られた妖怪の斬り口を見た犬夜叉に「ヘタクソ」と評されるような腕前だったが、のちにこの薙刀で御霊丸を仕留めている。
瘴気(しょうき)
奈落と同じ技。強力な毒気を撒き散らす。
結界(けっかい)
新生奈落と同じ結界で敵の攻撃を反射する。奈落の結界とつながっているため、奈落が異空間に行った際には帰り道としても機能する。白童子の意思で張っているかに見えるが、実は奈落の任意で結界を解除することも可能。このため結界と最猛勝の守りがなければ、驚異的な再生能力を持つ白童子といえども弥勒の風穴に対しては無力になってしまい、この弱点を利用することで奈落は弥勒に白童子を吸い込ませるよう仕向けた。
読心術(どくしんじゅつ)
赤子と同じ技。白童子になってからは狩った妖怪に対して使用。

脚注[]

  1. 赤子登場は第29巻
  2. 赤子登場は第124話

外部リンク[]

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