百足上臈(むかでじょうろう)は、『犬夜叉』の登場人物である。
概要[]
上半身は人間の女性に近い姿で、下半身はムカデの姿をした妖怪。現代の日暮神社にある骨喰いの井戸から現れ、日暮かごめを戦国時代に引き込み、すべての始まりとなった。
アニメの無印第147話では、50年前に一度はシャコの率いる妖怪退治屋たちに頭を潰されて息の根を止められるが、体内に取り込んだ四魂の玉の力で復活。倒されてから3日後に退治屋たちを奇襲し、シャコに傷を負わせるが、彼の飛来骨で体を真っ二つに両断され、命からがら逃げ出す。
その後、四魂の玉を奪い返すべく各地を放浪[2]。幼少期の楓を人質に四魂の玉を奪おうとしたところを犬夜叉に散魂鉄爪でトドメを刺され、桔梗によって骨を骨喰いの井戸に封じられたことになっており、現代に甦ったかごめの四魂の玉に反応して現れたようである。
余談[]
- 百足上臈の胸は、英語圏の地上波放映版では規制のため男性の胸板のような形状に修正された(en:Mistress Centipede#Manga vs. Anime)。
- アニメオリジナルの続編である『半妖の夜叉姫』には、百足上臈の孫娘である三つ目上臈(みつめじょうろう)という妖怪が登場する。