犬夜叉ウィキ
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神楽(かぐら)は、『犬夜叉』の登場人物である。

概要[]

奈落が生み出した「風」の分身。芸者のような姿をしており、蓮っ葉な口調で話す。公式設定では「勝気な美人」とも表現された[2]

風のように自由に生きたいと考えており、奈落からの離反を幾度も企図するが、彼女の心臓は奈落の手中にあって命を握られている状態であるため嫌々従っている。体内に心臓がないため、どんな攻撃を受けてもしばらくすれば再生し、死ぬこともできない。そのため、奈落打倒の計略を何度もめぐらし、奈落を殺す算段がつくとたびたび殺生丸を頼っていた。犬夜叉朔の日妖力を失うことを知っても、あえてそれを奈落に報告しなかった。

自分と同じように奈落を裏切ろうとした弟分・白童子魍魎丸とその体内の赤子と手を組むが、のちに魍魎丸とその体内の赤子の陰謀に気づき、四魂のかけらを取られそうになった琥珀を逃がすと同時に、奈落一派から完全に離脱する。白童子との死闘の末、奈落に心臓を返されるも、それと同時に大量の瘴気を体内に注ぎ込まれ、最期は殺生丸に看取られながら風となって消えていった。殺生丸が天生牙で助けようとした数少ない人物の一人だが、神楽の場合は肉体が消滅する死に方であったため救うことができなかった。

作者である高橋留美子いわく、奈落が死んだ場合、神楽に心臓が戻るかどうかは不明で、神楽が自由になれる可能性はなかった。それでも彼女は一生懸命生きぬいたという[3]

能力[]

愛用している扇子自体は特別なものではないとのこと[4]で、風を操る技は本人の妖怪としての能力によるところが大きい。

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風刃の舞(ふうじんのまい)
基本技。扇子を振り回して発生させたカマイタチで相手を切り裂く。
竜蛇の舞(りゅうじゃのまい)
巨大な竜巻で相手を突き刺す。
屍舞(しかばねまい)
死体や骸骨を自在に操る。
飛行(ひこう)
妖術で巨大化させた羽根に乗って空を飛ぶ。

他の登場人物との関係[]

神無[]

琥珀[]

殺生丸[]

りん[]

犬夜叉一行[]

鋼牙[]

白童子・魍魎丸[]

奈落[]

関連画像[]

脚注[]

  1. 図説大全 奥義皆伝』 p.206
  2. 同書 p.207
  3. ワイド版第19巻
  4. 『図説大全 奥義皆伝』 p.211

外部リンク[]

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