犬夜叉ウィキ
Advertisement

紫織(しおり)は、『犬夜叉』および『半妖の夜叉姫』の登場人物である。

概要[]

コウモリ妖怪百鬼蝙蝠(ひゃっきこうもり)の父である月夜丸と、人間の母である紫津との間に生まれた半妖の少女。半妖であることを理由に、母とともに村人たちからの迫害を受けていた。

宝玉・血玉珊瑚を持ち、月夜丸から強力な結界を張る能力を受け継いでいる。祖父である大獄丸に守り役として人質にされたが、父を殺した張本人が大獄丸であることを知り、その怒りで大獄丸を結界の外に弾き出す。これにより犬夜叉一行に形勢逆転のチャンスを与え、大獄丸打倒に協力した。

犬夜叉一行が大獄丸を倒してからは、血玉珊瑚に蓄えられていた大獄丸の怨霊を犬夜叉に斬らせることで鉄砕牙の強化に貢献する。

能力[]

作中で高い身体能力を披露する場面こそないが、百鬼蝙蝠の中でも特に強い妖力を持つ一族の血を引いており、結界を張る能力に関しては祖父の大獄丸ですら驚くほどに秀でている。

公式ガイド『図説大全 奥義皆伝』によれば、殺生丸竜骨精奈落などと並んで作中でもトップクラスの妖力を持つとのことである[2]

『半妖の夜叉姫』では[]

妖怪・百鬼蝙蝠を父に持つ半妖の女性。母・紫津は、前作『犬夜叉』での大獄丸との一件以後に病で他界している。

親を殺されるなどして身寄りのない半妖の子どもたちを匿う隠れ里を山奥に作り、父から受け継いだ結界を張る能力で外敵の侵入から守っている。「蝕の日(日食)」には人間化してしまい、外見が変化[3]するだけでなく、妖力を失って結界も張れなくなってしまう。

森の火事に遭ってから邪見に連れて来られたせつなを含む大勢の半妖たちの親代わりとして慕われているが、彼女たちの成長を願っており、独り立ちできるようになったら外の世界に送り出している。また、弥勒とも再会している。

関連画像[]

脚注[]

  1. ただし、本人は祖父・大獄丸のもとで暮らすことを望んでいなかった。
  2. 『図説大全 奥義皆伝』 p.256
  3. 褐色の肌は白く、紫の瞳は茶色に、銀色の髪は黒くなる。

外部リンク[]

Advertisement