概要[]
七人隊の一人。序列4位。
女性用の着物を着ており、蝶柄の簪(かんざし)で髪をまとめ、目の下には蛇の毒牙を思わせる模様があり、紅を口に差している青年。蛇骨刀を自在に操る七人隊の切り込み隊長。俊敏だが、着物の下には薄い蛇皮の手甲と胸当てしか身に着けておらず軽装備。着物の片裾を帯で留め、常に片足を露出させている。
飄々とした性格。男好きの同性愛者で、女嫌いな一面がある。犬夜叉を気に入り、最初の対戦以後執着を向ける。
素直な性格でもあり、子どものようにゴネることはあるものの、最終的には蛮骨と煉骨の命令を忠実にこなす。四魂のかけらにもまったく執着がなく、蛮骨からは「ちょっと変だけど信用できるのはお前だけ」と言われている。
考案段階では女性だった[2]。中性的なデザインやキャラなのは女性だった頃の名残とされている[3]。
若い色男と殺戮以外に興味はない。しばしば無邪気な表情を見せるが、残虐性や加虐癖も併せ持つ。計算が苦手であり、凶骨と霧骨が倒されたのち、七人隊の残り人数を計算し間違えて煉骨に指摘されている。
七人隊では最初に犬夜叉一行と出会い、計4回戦っている。また、犬夜叉、殺生丸、鋼牙の3人と直接交戦している唯一の人物でもある。蛇骨自身は常に犬夜叉との戦闘を望んでいたが、煉骨の指示により機会を2度失っている。
最期は犬夜叉の風の傷を受けて重傷を負い、それを見ていた煉骨に四魂のかけらを取られて骨に還る。生への執着はなく、二度目の人生を楽しんだと納得して死んだ。
アニメ版では自分のかけらを取ろうとする煉骨に微笑みかけている。また、生前は七人隊結成以前から蛮骨と行動をともにしており、最も古い付き合いという設定も追加されている。