犬夜叉ウィキ
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蛮骨(ばんこつ)は、『犬夜叉』の登場人物である。

概要[]

七人隊の首領の少年。序列1位。

かつて、大の男3人がかりでようやく持ち運ぶことができた大鉾・蛮竜(ばんりゅう)を片手で軽々と振るって殺戮をほしいままにした。七人隊最年少でありながらも、ずば抜けた実力を持って6人の荒くれ者を統括する。仲間たちからは「大兄貴」と呼ばれる。髪型は長い三つ編みで、額に十字の形の紋様を持つ。

残忍な性格だが、さっぱりした能天気な一面も持ち、仲間に対する思いは強い。しかし、煉骨を脅し四魂のかけらを独占するなど排他的な一面も併せ持ち、それらが重って煉骨の謀反を招いてしまう。また、煉骨が四魂のかけらを隠し持っていることに気づいたり、奈落の本意(最初から四魂のかけらを差し出す気がないこと)に薄々勘づいているなど、洞察力に長けた一面もある。

裏切りは決して許さず、復活後はかつて自分たちの首を討った城の大名侍大将に報復し、蛇骨を殺した煉骨を自らの手で殺害した。犬夜叉とは計3回戦っており、常に互角の戦いとなるが、最後の白霊山の決戦では懐に飛び込んできた犬夜叉の鉄砕牙で斬り倒される。その後、新生形態直前の奈落によって四魂のかけらを取られて死亡する。

アニメでは、強くなければどうにもならない戦国の世を生きた人物として描かれているほか、生前にも面識があった奈落に対して「生まれた時から妖力なんか持ってるやつらにはわかんねえだろうがな!」と言って斬りかかるなど、妖怪をはじめとする生まれながらに力のある者や強者に対する強い羨望と嫉妬心がある。そして、性に合わない法力神通力を持っていない自分が強くなる方法を模索し、強い人間や妖怪を倒しながら蛮竜に力を宿すことを思いつく。

また、こちらでは生前は煉骨とも仲が良く、彼が将軍になりたいなら手を貸すと発言していた。犬夜叉との最終決戦では生前に蛮竜にかけた願により、これまで殺してきた人間と妖怪の合わせて二千人分の怨みの血を蛮竜に吸わせ、妖刀化させた。これにより妖気を用いた攻撃をすることができるようになったが、それが逆に仇となって爆流破で蛮竜ともども撃破されてしまう。

他の登場人物との関係[]

蛇骨[]

煉骨[]

犬夜叉[]

奈落[]

能力[]

かなりの重量がある蛮竜を軽々と扱う豪腕は素手でも脅威的であり、この怪力で蛮竜を振り回してヘリコプターのプロペラのように高速回転させることもできるほか、アニメではモンシロチョウを細かく斬り裂くほどの精密動作も見せた。

装備・技[]

蛮竜(ばんりゅう)
蛮骨が愛用する大鉾。巨大であるため外観や性能は斬馬刀に近い。アニメ版では蛮竜閃(ばんりゅうせん)や竜雷閃(りゅうらいせん)といったオリジナル技も使用する。詳細は「蛮竜」を参照。
豪腕(ごうわん)
凄まじい腕力で相手を殴り飛ばす。また、人体に指を突き刺して煉骨の四魂のかけらを取り出すなどもしたほか、白霊山では頑丈な体を持つ犬夜叉を打ち負かした。

関連画像[]

脚注[]

  1. 図説大全 奥義皆伝』 p.217
  2. 本格的な登場は第110話

外部リンク[]

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