犬夜叉ウィキ
Advertisement

阿毘姫(あびひめ)は、『犬夜叉』の登場人物である。

概要[]

鳥使いの鉄鶏一族の女性妖怪。母親の喰らった毒を薄めるため、妖怪鳥を使って人間の血を大量に集めていた。

残忍で気性の荒い凶暴な性格。あの世とこの世の境への道を開こうとしていた奈落から自らの骨で作り上げた三叉戟を渡され、手を組む。しかし犬夜叉の邪魔が入り、かえって血を集めにくくなったことで奈落に不信感を募らせていき、奈落の支配下にあった人間の城を襲撃して血を収集する。

その結果、鉄鶏は回復したものの、巣に出向いてきた奈落によって鉄鶏は体の内側から攻撃されて返り討ちにされ、阿毘姫自身はこれまで武器として使用してきた奈落の身体の一部である三叉戟を自爆させられて右腕を失った挙句、四魂のかけらを見つけるために働いてきた「褒美」と称して、苦しまぬよう触手の一撃で消滅させられてしまう。

邪悪な妖怪とはいえ、利用するだけされて用済みになった阿毘姫と鉄鶏の無残な最期を見た犬夜叉一行は、これまで見てきた奈落の非道なやり方に加えてさらなる怒りを募らせた。

能力[]

出会ったばかりの奈落の正体が半妖であることを見抜く鋭い洞察力を持つ。だが、半妖を見下しており奈落の危険性に気付けなかった。これは母である鉄鶏も同様。

装備・技[]

三叉戟(さんさげき)
奈落から貸し与えられた三つ叉の戟(げき)。奈落の骨でできている。詳細は「三叉戟」を参照。
飛行(ひこう)
足元に炎を燃やしながら空を飛ぶことができる。
妖怪鳥召喚(ようかいどりしょうかん)
手下である妖怪鳥たちを操る。この妖怪鳥は人間の血を吸って殺してしまう。
変化(へんげ)
普段はほとんど人間と変わらない姿をしているが、激昂すると目が赤くなり手が鳥の足のような形になり、より妖怪らしい姿へと変化する。手から炎を発することもできる。

外部リンク[]

Advertisement